AWS EC2インスタンス固定IP利用の際の注意点

今年もスタッフblogを書かせていただきます。
インフラ系志望のCです。

社内でLPICの学習をしているのですが、LPIC101試験は無事合格できました。LPIC102試験に向けて頑張ります。
また、新しくフラットに1名様が入社致しました。
メンバーが増えて社内の雰囲気も賑やかになったと思います。

今回は、AWSのAmazon Linuxの作業を行い、重要度が高いと感じた
「AWS EC2インスタンス固定IP利用の際の注意点」についてご紹介しようと思います。

「AWS」は「Amazon Web Services」の略でAmazon.com社のクラウドサービスのことです。
「EC2」は「Amazon Elastic Compute Cloud」の略でクラウド内で様々スペックのコンピュータを
提供するサービスです。

EC2でWindowsやLinuxなどのインスタンスを選択することができます。
「インスタンス」は単一の物理コンピュータ上で、ソフトウェアで実装された
仮想コンピュータのことをいいます。


EC2インスタンスでは、デフォルト設定でインスタンスを再起動するとIPアドレスが変更されてしまいます。
検証環境など動作のテストを行うのであれば構わないですが、
これでは実際にサービスを行う際に問題点となる場合があります。
この問題の解決ために、固定IPアドレスにするサービス「Elastic IPs」を利用します。

「Elastic IPs」は管理コンソールにあります。
以下の図を参照下さい。

図1

「Elastic IPs」の設定方法につきましては以下のURLを参照下さい。

http://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AmazonVPC/latest/GettingStartedGuide/EIP.html

<注意点>
固定IPを利用しているインスタンスを停止させると課金が発生してしまうことです。

この課金はシステムの停止時間に比例して課金される額が決まります。

課金に関する以下URL
http://aws.amazon.com/jp/ec2/pricing/#Elastic_IP_アドレス

また、固定IPを利用してインスタンスが起動している状態であれば、課金は発生しません。


以上で、「AWS EC2インスタンス固定IP利用の際の注意点」です。
AWSは機能が豊富な分、内容が難しいところが多いですね。
もし、AWSでの構築する際には一つの技術メモとしてご覧頂ければと思います。