甘酸っぱいガジェット

はじめまして!
業界新人のKと申します。
入社して一ヶ月。
先人の積み重ねてきた知識を辿り、新たに生まれた技術も吸収していかねばならないITの世界。
驚きと楽しみに溢れた日常を過ごしております。

 

しかしながら、頭を回転させるのにはやはり体力を使うものです。
入社してから食事の量が日に日に増えていき、「趣味・食べること」というレベルにまできてしまいました。ちなみに最近の食・マイブームは「みかん」です。

201502図1

今が旬のおいしい果物。

親戚から一箱送ってもらったのですが、一週間ちょっとでなくなってしまいました。
とっても甘くて、とってもヘルシー。
果物の糖分は砂糖と違って太りにくいですし、
みかんに含まれるクエン酸にはダイエット効果もあります。
寒い冬は外に出るのが億劫になりますから、正月太りも相まって体重が……というときはぴったりです。

 

生活でも、仕事でも、何事もスマートが理想ですよね。
無駄を削れば身軽に、そして少ない力でパワフルになれるものです。

 

2015年2月2日、そんな「身軽でスマート」なコンピュータが、RSコンポーネンツから発売されました。

201502図2

名前は「Raspberry Pi2 Model B」

見た目は刺々しいですが、これがなかなかすごいのです。

まずはそのサイズ。

86mm×56mmと、ものすごいコンパクト。

どれくらい小さいかというと

201502図3

このくらい。実機がないので紙で失礼いたします。
下においてあるのは、私のiPhone 5S。
その画面より小さいサイズです。
見本を作りながら「え?これであってるの?」と不安になってしまいました。

 

この小さなボードの上に、パワフルなクアッドコア・プロセッサと1Gバイトのメモリを搭載。
HDMI端子・ヘッドホン端子・microSDカードソケット等々……
USB端子にいたっては四基も装備しております。
ものすごく心くすぐられるギッシリ感。
ワクワクしますね。

 

この「Raspberry Pi」シリーズは2012年2月に発売が開始され、今回はその最新作。
以前の製品に比べ、6倍もの処理速度高速化に成功したそうです。
OSはLinuxベース。また、今回は米Microsoftの協力の下、Windows10のカスタム版が開発者に無償提供されることが決定。開発の可能性がぐぐんっと広がります。

 

これを使ってロボットを作るもよし、デジタルカメラを作るもよし、超小型PCを作成するもよし……。
前のバージョンではwebサーバの構築・運用を試す猛者もいたそう。
一台だけでは文字メインの軽量なサイトしか運用できそうにないですが、複数台をつないでスーパーコンピュータのように使えば、昨今流行している画像の多いサイトを楽に表示できそう。それに、このサイズなら、複数台つなげても通常のサーバより小さくまとめられそうです。

このままの勢いでバージョンアップすれば、今まで見たことがないような省スペースで動画も快適に配信できるサーバができてしまうかも知れません。
木苺やみかんのように小さな体にギッシリと、テクノロジーという実の詰まった夢のあるガジェット。
私も身軽な体にギッシリと夢の詰まった人間になりたいものです。
先に脂肪がぎっしりつまらないよう食べ過ぎに注意して、これからも精進していきます。

 

それでは、今回はこの辺で。
失礼いたします。